カプセル化:
データ、そのデータに対する操作 及び
制約をオブジェクト内に封じ込め、
オブジェクトの実装の詳細をユーザから
見えなくすること。
オブジェクトの内部データ構造や、
メソッドの実装を変更しても、
その影響を他のオブジェクトに
及ぼしにくい。
情報隠蔽:
オブジェクトが、そのデータに対して
定義されたメソッドによってだけ、
アクセス可能であること。
継承(インヘリタンス):
クラス階層の間で、上位のスーパー
クラスの属性を下位のサブクラスに
引き継ぐこと。
多様性(ポリモーフィズム):
同一メッセージを各オブジェクトに
送っても、オブジェクトによって
動作が異なること。
委譲:
あるオブジェクトに対する操作を、
その内部で他のオブジェクトに
依頼する仕組み。
継承と異なり、委譲先は実行時に
変更できる。
UML(Unified Modeling Language):
オブジェクト指向分析・設計で、
モデルを記述するための表記法。
OMGで標準的記述方法とされる。
CORBA:
異機種分散環境下でオブジェクト
が互いに通信を行なうしくみ。
クライアントから遠隔地にある
サーバ上のメソッドを呼び出す
ことができる。
デザインパターン:
システムの構造や機能について、
共通的なテーマを抽出して解析し、
記述したもの。
設計ノウハウを部品として再利用
することを促進する。